大分大学では、平成22年10月に男女共同参画行動計画が策定されました。その行動計画に掲げられた「男女共同参画に関する教育の推進」の最初の取組みとして、4月7日に医学部新入生(医学科101名、看護学科70名)を対象に男女共同参画教育が行われました(平成23年4月7日挾間キャンパス)。
初めに、松浦 恵子 女性研究者サポート室長から、大分大学における男女共同参画への取組みについて説明した後、教育福祉科学部 山岸治男教授による講義が行われました。
山岸教授は、男女共同参画社会形成功労者として総理大臣表彰を受けられたご経歴があります。
講義は、「医療従事者としてのキャリア形成と男女共同」と題して、以下の4項目に沿って行われました。
1.二十歳からのライフコース
2.男女共同を基礎にした新たなキャリア形成
3.男女共同モデルの創造;困難と喜び
4.21世紀後半までを見通した医師のキャリア形成
山岸教授は、ご自身の経験やエピソードを織り交ぜながら、「男女共同参画を基にして、今後のキャリア形成・ライフコースの形成を図っていくことが大切である」と話をされました。
参加した新入学生からは、「自分で納得のいく、自分の創った人生を歩んでいきたいと思った」や「今後の人生設計の参考になった」など多くの感想や意見を頂きました
2011年04月19日