6月1日(金)、久留米大学分子生命科学研究所の児島将康教授を講師にお招きし、『書き方次第でこんなに違う!』と題し科研費獲得セミナーを開催しました(旦野原キャンパス14時〜、挾間キャンパス17時半〜)。
児島氏は、ご自分の科研費獲得履歴を含めた自己紹介の後、科研費獲得の厳しい現状を大分大学を例に挙げながら説明されました。
採択される重要なポイントとして、「1.分かりやすく、読みやすい申請書」、「2.業績(論文発表)」の2つを挙げ、申請書作成の具体的な方法(研究目的をはっきり書く、これまでの自分の研究成果を十分にアピールする等)について、実際の申請書をもとに説明されました。
また、過去の申請書を閲覧できるようにすることなど、大学でできるいくつかの取組についても提言されました。セミナー終了後は、参加者からの多くの質問に丁寧に答えていただきました。
セミナー参加者からは、「毎年の動向も踏まえて、このようなセミナーを定期的に開催して欲しい」、「科研費申請書の書き方を学ぶ機会がないので、非常に勉強になった」等の意見が聴かれ、大変有意義なセミナーになりました。
※旦野原キャンパスでのセミナーを収録し、DVDを作成しました。希望者には貸出しますので、サポート室までお問い合わせください。
2012年06月08日