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日本分子生物学会「男女共同参画企画」に参加しました

 

 日本分子生物学会は、これまで男女共同参画に積極的に取り組んで様々な活動を行ってきた学会の一つです。第35回日本分子生物学会(2012年12月11日〜14日 [会場] 福岡国際会議場・マリンメッセ福岡)では、男女共同参画企画「全員参加の生命科学研究を目指して『パートII:生の声を聞こう!』」として、講演会、ラウンドテーブルディスカッションがありました。

 


 講演では、「男女共同参画委員会企画にあたって」後藤 由季子先生(東京大学)により、これまでの分子生物学会における男女共同参画に関する取組の紹介やこれからの展望を、「意識改革の必要性について」塩見 春彦先生(慶應大学)により、男性の意識改革の重要性やみんながhappyになれる意識改革の必要性などを伺いました。

  


 テーブルディスカッションでは、「ライフワークバランス」「若い研究者のために」といったいくつかのテーマにわかれてディスカッションリーダーのもとに自由討論が行われました。大分大学からは日本分子生物学会員である松浦が「大学の取り組み」というテーブルでディスカッションに参加し、研究者支援の取り組み内容や夫婦研究者の問題点などについて討論しました。テーブルディスカッションには多数の女性・男性研究者が参加し、時間を延長する盛り上がりを見せました。

 

 日本分子生物学会では2013年に女性理事長(大隅 典子先生)が誕生し、今後もキャリア支援などを積極的に行っていく方針とのことです。

2012年12月25日

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