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「第4回九州・沖縄アイランド女性研究者支援シンポジウムin大分」を開催しました(12月15日)

 

 「つづけること、つながること 九州・沖縄の絆のちから 〜研究者が能力を発揮して輝くために〜」をメーンテーマに、九州・沖縄の8国立大学法人の共催によるシンポジウムを大分市のホテルで開催しました。
 主催者を代表して北野正剛大分大学長による開会挨拶、来賓紹介、そして来賓を代表して二日市具正大分県副知事にご挨拶をいただきました。
 次に、斉藤尚樹文部科学省科学技術・学術政策局基盤政策課長による基調講演が行われました。斉藤課長は、「女性研究者の現状と九州・沖縄地区大学への期待」と題して、国際比較による日本の女性研究者の現状を説明したうえで、今後の科学技術の発展に女性研究者の力が必須であること、そのために男性教員の意識改革や他大学のモデル事業を積極的に取り入れていくことを提案されました。
 引き続いての特別講演では、大分県竹田市出身で現在は東京銀座で経営者として活躍中の白坂亜紀氏に「銀座のママから学ぶ人間力」と題して、ご講演いただきました。白坂氏は、仕事と家庭の両立が認められなかった職場風土の中で、両立のために経営者の道を選んだことなど、ご自分の経歴を踏まえながら、女性の能力はすばらしく、それを生かさないと勿体ないこと、男性対女性という対立構図ではなく、お互いに補い合って活力ある地域をつくっていかねばならないと話されました。
 休憩の15分間にサポート室が作成した広報用DVD(平成22年度作成)などをスクリーンに放映しました。
 次に、松浦室長から大分大学の3年間の取組と今後の展望を紹介しました。広報用DVD第2弾となる「輝け、明日に! ―大分大学女性研究者編―」も放映されました。
 その後、JSTの山村康子氏をコメンテーターに迎え、8大学の理事・副学長・学長特別補佐によるパネルディスカッションを行いました。「女性研究者支援を『続ける』ために必要なこと」をテーマに、各大学の取組を紹介しながら、課題等について率直に意見を出し合いました。
 最後に「大分宣言」を採択して、シンポジウムを終了しました。

2012年12月27日

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