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大分大学医学部医学科「女性教授懇談会」を開催しました

 

 「女性の登用促進」が叫ばれる現代社会において,今年度,大変喜ばしいことに大分大学医学部医学科および附属センターに女性教授が3名も誕生いたしました。このことを未来の方のためにもぜひニュースとして発信したいと考え,大分合同新聞社の方にもご参加いただき,2015123(),大分大学医学部医学科および附属センターの女性教授4名で,本学初めての女性教授懇談会を開催いたしました。

   今回ご参加いただいたのは,1999年より本学医学部医学科の女性教授を務めてこられた医学部法医学講座教授の岸田哲子先生,20154月より新たに医学部附属センターの医学教育センター教授に就任された中川幹子先生,同年9月に再び大分へ戻って来られ医学部神経生理学講座教授に就任された花田礼子先生,そして大分大学男女共同参画推進室長であり同年5月に医学部生物学講座教授に就任された松浦恵子先生,以上4名の先生方です。

  座談会形式で行われたこの懇談会では,先生のご専門分野やこれまでに女性であるが故に体験されたこと,さらには育児と研究・診療業務の両立についてもお話いただき,.蹇璽襯皀妊襪あること⊃場や周囲の方々の理解,これらの重要性について熱弁してくださいました。これを受け,まさに現在小さなお子様の育児中である花田先生は「研究と育児の両立がしやすくなった現在があるのは,先生方の努力のおかげ。女性の先生が医局や研究室にいてくれると,相談しやすく大変ありがたい。」と,語られました。

  またその他にも,資料を用いた全国の大学医学部医学科女性教授数の現状報告も行われ,その数の少なさをアピールするきっかけとなりました。医師として女性がキャリアを積んでいくことの難しさについて,岸田先生はこれまでを振り返り「家庭に入ることを避けて通れない人がたくさんいたのではないか。女性が堂々とキャリアを積むには,家庭や職場での男性側の理解や協力が必要である。」と述べられました。また中川先生は医学生の意識に着目し「突然訪れるライフイベントにキャリアがかなり左右されることを学生が知らない。ライフイベントを盛り込んだキャリア教育を性別・年齢問わず行うことが必要である。」と述べられました。

  その後,先生方より次世代の方に向けて「めげないたくましさがあってほしい。」「何かすごいことをしなくても,誰かの役に立っているということを忘れないでほしい。」「いつも100パーセントの労働量でなくても良い。細くても続けることが大事。」「自信を持って,勇気を持って,一生活躍してほしい。」など,思いのこもったメッセージもいただきました。

  会の結びに,当室長の松浦先生は「女性に関する男女共同参画としての支援は,ひとりひとり,またその時の状況で必要なものがそれぞれ違う。今後もこうした懇談会や座談会に若い世代の方や男性も含めながら,本学の男女共同参画における支援としてネットワーク作りにも貢献していきたい。」と,今後の方向性について語られました。

   初めての懇談会は時に笑い声も上がるほど終始和やかな雰囲気で,大変素晴らしい会となりました。

2016年01月08日

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