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「母と娘への「ものづくり理系学部」からの招待」機械工学と電気工学の実験体験会と座談会を開催しました

  1212(),本学の平成27年度JST女子中高生の理系進路選択支援プログラム採択事業の一環として,大分県内の女子生徒と母親,教諭を対象に,工学部の機械工学と電気工学の「ものづくり実験」を体験してもらうための実験体験会と座談会を開催しました。今回参加されたのは,大分県立佐伯鶴城高等学校,大分県立大分雄城台高等学校,大分県立大分舞鶴高等学校の計17名の女子生徒と12名の保護者の方々です。

始めに,当室男女共同参画推進キャリア部門委員の石川先生(本学工学部応用化学科教授)より大学入学までの進路選びのコツや,入学後の学生生活や学習に関する具体的イメージについて,また,ダイバーシティ戦略に取り組んでいる企業や就職の話もあり,現実味を帯びたそれらの話を生徒も保護者も真剣に耳を傾けていました。 

その後,機械コース,電子コースに分かれて,ロボットや電子ピアノ作りを親子で体験していただきました。うまくできた生徒の方も苦戦している生徒の方もおられましたが,約2時間の実験体験を終えたみなさんの表情は柔らかく,また,開始直後の時よりも達成感で満ち溢れ,輝いて見えました。

この後に行われた座談会では,保護者の方々には企業が求めている人材の特徴や現在の採用の傾向と理系進学のためのより具体的なお話を,生徒のみなさんは約6人ずつのグループを作り本学の教員や大学院生を囲んで,大学を目指すために行ってきたことや入学後の学習,学生生活についてより具体的な話を,時に質問し合いながら大学進学へのイメージを作り上げていっておられました。保護者の方の表情は真剣そのもの,一方生徒の方では時に笑い声も上がるほど盛り上がり,大変充実した時間となり,さらに理系進学への意識も高めていただけたようです。

 

最後に,ご協力いただきました本学工学部機械・エネルギーシステム工学科教授の田上先生,同じく工学部電気電子工学科教授の戸高先生,また医学部医学科教授であり当室長の松浦先生,それから会の初めから熱意のこもるメッセージを送り続けてくれた石川先生よりご参加くださったみなさまへ改めてエールを送り,閉会しました。

 

 

 

2016年01月08日

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