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医学部の「健康科学概論」で本学女性研究者による講義がありました

 

 5月20日(金)の4限(14:50〜16:20)に本学医学部の新入生を対象とした健康科学概論(オムニバス形式)で、基盤看護学講座 清村紀子教授による「プロェッショナルと生涯学習」の講義、また神経生理学講座 花田礼子教授による「医療専門人としてのキャリアパス」の講義がありました。

 

清村先生の講義では、「プロフェッショナル」についての先生の解釈、先生が学生時代の臨床実習や看護師として医療の現場で体験した忘れられない出来事について、また、その過程で再び勉強することを決心したことなどの話があり、医療職に就いた時のイメージができ、また、その体験談に目に涙を浮かべながら聴講している学生もいました。講義の最後に、『この人たちは私の将来である』という気持ちで学生と向き合っていること,そしてこれが教育者としての清村先生の「プロフェッショナル」であることを学生へ伝えました。

また、花田先生の講義では、先生の経歴やこれまでに行ってきた基礎医学の研究や製剤の実用化などについて話があり、主に医学科の側面から卒業後に研究職に就いた時のイメージができる内容でした。難しい専門用語はあまり登場せず、時に談笑も交えて、医学科だけでなく看護学科の学生も大変聴講しやすい講義でした。

講義の最後には、現在、花田先生が送っている育児生活の話もあり、育児はなかなか思うようにいかない事実を学生たちへ伝え、「人生のライフイベントは予期せぬタイミングで起こる。どんな時も、知恵を絞りながら力強く前に進んでいって欲しい。」とエールを送りました。

 

 

 

2016年07月05日

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